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償却原価法(利息法)

 償却原価法は、取得価額と債権価額との差額を弁済期(償還期)に至るまで、原則の利息法か、例外の定額法で貸借対照表価額に加減する方法です。

 

 償却原価法(利息法)とは、債権の帳簿価額に実効利子率を乗じて利息配分額を求めて、利息受取額(経過分の未収利息も含む)との差額を償却額として帳簿価額に加減する方法です。

 

利息配分額=帳簿価額×実効利子率

利息受取額=債権金額(額面金額)×約定利子率(債権金額に対する利子率)

償却額=利息配分額-利息受取額


►例題

 

 当社(3月決算)は、1年4月1日にA社に対し200.000円を、利息を差し引き194.342円で貸付けた。貸付条件は以下のとおりである。なお、取得価額と債権金額との差額は、すべての金利の調整部分であると認められる。

 貸付期間:3年  債権金額に対する利率:年利2%

 利払日:毎年3月末日 年1回

 以上により、償却原価法(利息法、実効利子率は年3%)を適用した場合の、(問1)2年3月31日(利払日、決算日)、(問2)3年3月31日(利払日、決算日)の仕訳を示しなさい。なお、計算上生じる小数点以下は四捨五入し、入出金は現金預金で処理する。

 

 

 

 

►解答

 

問1.(借)貸付金 1.830 (貸)受取利息 5.830

     現金預金 4.000

問2.(借)貸付金 1.885 (貸)受取利息 5.885

     現金預金 4.000

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