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新株予約権付社債(一括法)

 

 一括法とは、新株予約権付社債の発行に伴う払込金額を、社債の対価部分と新株予約権の対価部分とに区分せず、普通社債の発行に準じて処理する方法です。

 転換社債型新株予約権付社債の発行に適用します。

 

►発行時

 

 普通社債の発行に準じて処理するので、払込金額の全額を負債の部に計上します。

(借)現金預金 *** (貸)社債 ***

 

新株予約権権利行使時

 

 転換社債型新株予約権付社債の場合は、社債の償還による代用払込が強制されるため、新株の払込金額は権利行使時点での社債の償却原価となります。なお、資本金組入額は通常の新株発行と同様です。

(借)社債 *** (貸)資本金 ***

             (資本準備金 ***)

 

►償還時

 

 転換社債型新株予約権付社債の償還時において、新株予約権の権利行使がされなかった部分は、通常の社債と同様に償還されます。

借)社債 *** (貸)現金預金 ***

 

 


 

 

►例題

 

 以下の取引を一括法により仕訳をしなさい。なお、入出金はすべて当座預金で行う。

1. 1年4月1日 A社は転換社債型新株予約権付社債を以下の条件で発行した。

 額面総額 : 200.000千円、 払込金額 : 191.000、

 償還期限 : 4年3月31日

 新株予約権の行使に際して出資をすべき1株あたりの金額(転換価額)は100千円とする。新株の対価全額を資本金に組入れる。なお、償却原価法によるものを除き、社債利息は考慮しない。

2. 2年3月31日(決算日) 社債の評価は償却原価法(定額法)で処理している。なお、新株予約権は一切行使されていない。

3. 3年4月1日 新株予約権の50%が行使された。

 

 

 

 

►解答

 

1.(借)現金預金 191.000 (貸)社債 191.000

 

2.(借)社債利息 3.000 (貸)社債 3.000

 

3.(借)社債 98.500 (貸)資本金 98.500

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