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減損損失の測定

 

回収可能価額の算定

 

 資産または資産グループについて以下の事項を比較します。

(1) 資産または資産グループの正味売却価額(=資産の時価-処分費用見込額)

(2) 資産または資産グループの使用価値(=将来キャッシュ・フローの現在価値)

 比較の結果、どちらか高い方を回収可能価額とします。

 

►使用価値の算定方法

 

 将来の回収見込額の現在価値=1年目の見積キャッシュ・フロー÷(1+割引率)+2年目の見積キャッシュ・フロー÷(1+割引率)+・・・・・n年目の見積キャッシュ・フロー+処分価額÷(1+割引率)

 現価係数を利用する場合には、以下のように計算します。

 将来の回収見込額の現在価値=(1年目の見積キャッシュ・フロー×1年目の現価係数+2年目の見積キャッシュ・フロー×2年目の現価係数+・・・・・n年目の見積キャッシュ・フロー+処分価額×n年目の現価係数)

 

資産または資産グループの減少額

 

 帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として当期の損失とします。仕訳は以下のようになります。

 (借)減損損失 *** (貸)固定資産 ***

 

 


 

 

►例題

 

 保有している機械装置(取得原価20.000千円、当期末減価償却累計額8.000千円)について減損の兆候がある。以下の資料に基づいて、必要な仕訳を示しなさい。

<資料>

1. 将来キャッシュ・フロー

 この機械装置の当期末からの残存耐用年数5年間における将来キャッシュ・フローを見積もったところ、毎期2.000千円のキャッシュ・フローを得ることができ、耐用年数到来時の処分価額は1.500千円であるとされた。

2. 使用価値算定のための資料

 割引率は8%、なお、キャッシュ・フローの現在価値を計算するときには期間5年の年金現価係数3.9927と現価係数0.6806を使用する。

3. その他

 この機械装置について、現時点では時価10.000千円で売却できるが、売却には1.000千円の処分費用を要すると見込まれた。

 機械装置は直接法によって記帳されている。

 端数が生じた場合にはその都度千円未満を四捨五入すること。

 

 

 

 

►解答

 

(借)減損損失 2.994 (貸)機械装置 2.994

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