破産更正債権等の貸倒見積高
►破産更正債権等とは
経営破綻または実質的に経営破綻に陥っている債務者に対する債権を、破産更正債権といいます。
►破産更正債権等の貸倒見積高
債権額から担保の処分見込額及び保証による回収見込額を減額し、その残額を貸倒見積高(財務内容評価法)とします。
破産更正債権等の貸倒見積高は、原則は貸倒引当金として処理します。ただし、債権金額または取得価額から直接減額することもできます。
►例題
当社は、A社に対する貸付金を、A社の財政状態の悪化が判明したため、破産更正債権等と判断し、財務内容評価法を適用することとした。
以下の資料により、当社が設定すべき貸倒引当金を答えなさい。
<資料>
1.貸付金残高 500.000円
2.A社に対する貸付金にB社が債務保証をしており、保障額は100.000円である。
3.A社は借入れにあたり土地を担保に提供しており、その時価は200.000円である。
4.A社の支払能力を考慮して、上記の残額について30%の引当てをする。
►解答
60.000円